ご質問をいただきました。
私、けっこうすぐに注意をしたくなるんです。路上タバコしている人とか…言わないと気が済まない。これってどうなんですか?
正義感が強いんですね。
いいことですね。
ではないですね(^_^;)
もちろん、ちゃんと正しいこと、それは守るべきルールだったりですが、堂々と相手に伝えることができる。というのは大切なことです。
しかしながら、ご質問者様のようなシチュエーションの場合、多くの人は注意できないんじゃないでしょうか?
それはなぜかというと、言ったら反撃受けるかも。という恐怖心もあるし、それを差し引いたとしても、私ももしかしたらどこかでやっているのかもしれない。と考えることができているからなんですね。
ですから、それを飛ばして、見ず知らずのマナー違反の人に注意できてしまう。というのは、人を信頼しきっているともいえるとも言えるし、以前はやっていたけれど、それはダメだと学んだ子どもが猛然と「そんなことしちゃダメなんだっ!」って怒っている姿とも言えますね。
注意をしたくなる。というのは、程度の差があれ「怒っている」状態ですから、ご自分の深層意識下の問題を起こす種の可能性が見つかった証拠。
チャンス!と思って、その怒っている状態の深層意識に潜り込んでみましょう。
ご自分で潜り込む方法として、身体の感覚を使うやり方をお伝えしますね。
ムッカ~"(-""-)"としているはずですから、体のどの部分がムッカ~"(-""-)"としているのかを感じてみましょう。
目をつぶったほうがやりやすいでしょう。
その、ムッカ~"(-""-)"としている部分に手を当てて、「どうしてそんなに怒っているの?」と尋ねます。
そして、「本当は、どうしたかったの?」と尋ねます。
幼稚園児が怒っていて、それを大人のあなたが、なだめているイメージですね。
こんなやり取りをしていると、ほんとうはどうしたかったのか。ということを話してくれます。
あなた自身もイラっとしたときに、ほんとうはこうしたかったのにっ!と叫びたくなることがあると思いますが、それと同じ。本音を聞いてあげます。
そして、その本音は、イラっと怒ることで手に入れるのではないことを教えます。
大人の広い視点から教えて諭してあげてね。
これが上手くイメージできると、ムッカ~"(-""-)"と感じていた身体の部分から、なんだかスーッとした感覚になりますよ。
そうすると、
私、けっこうすぐに注意をしたくなるんです。路上タバコしている人とか…言わないと気が済まない。これってどうなんですか?
という、そもそものシチュエーションと出会わなくなります。
こうなれば、無駄なエネルギーを使う必要もなくなり、体力と気力がプラスの方に向くようになりますよ(^-^)
よろしければお試しくださいね。